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自分史を書く方法 ー応用編 ー

自分を知ろうとしているイメージ

あなたはどのような人生を送ってきましたか?

あなたが、今まで経験してきた自分の歴史、いわゆる「自分史」を書くことは、人生をより良くしていく為に重要です。

以前の記事で、「自分史を書く具体的な方法」についてお伝えしました。

自分について考えているイメージ自分史を書く方法 ー 基礎編 ー

自分史を書くことを通じて、「あなたの行動に大きく影響している出来事」に気づくことができるのでしたね。

今回は、さらに一歩ふみこんで、「あなたの行動に大きく影響している出来事」から、あなたに対する「ポジティブな影響」と「ネガティブな影響」を分析していきましょう。

ポジティブな影響とネガティブな影響

あなたも自分史を書きながら、「この出来事は自分にとってポジティブな影響を与えているな。けど、こんなネガティブな影響もあるかも。」と、感じたのではないでしょうか。

実際に、私たちは、自分自身に語りかけたり、誰かと話す時に、様々な口調を使い分けています。

例えば、就活の時は、ポジティブな口調で、自分自身について話すことでしょう。一方、恋人と話す時は、ネガティブな口調になる時もあると思います。

今回のポイントは…

以前に書いていただいた自分史を、ポジティブな口調とネガティブな口調で、書き換えてみること

そうすることで、「あなたの行動に大きく影響している出来事」が、ポジティブな影響を与えているのか、ネガティブな影響を与えるのかを分析することができるのです。

ポジティブな口調

一般的に、あなたが誰かと話をする時、ポジティブな口調で話をすると思います。特に、あなたにまつわる楽しい話や、自己アピールする時です。

先ほどお伝えしたような、就活での場面や、政治家の街頭演説などをイメージするとわかりやすいでしょう。

それでは、ポジティブな口調であなたの自分史を書き直してみましょう。

参考までに、以前の記事で紹介した、ある女性に関する自分史を、ポジティブな口調でアレンジしてみました。(女性の育った背景は割愛します)

彼女は、地獄のような家庭環境で育ちましたが、その逆境をポジティブに転換していくことができました。両親の喧嘩や、父親の無視などを目の当たりにして、「人が何を考えているのか」を読み解き、人と良好な関係を築くためのコミュニケーションスキルを身につけることができました。

また、何の不自由もなく塾に通っている同級生を見て、自分が置かれている環境と比較し、「自分は将来、絶対幸せになってやる!」と逆境を原動力とし、地元の誰よりも成功をおさめることができました。

彼女は、大学を卒業するまで生きた心地はしなかったようなのですが、今では幼い頃に望んだように、母親に親孝行もでき、幸せな人生を送っているようです。

このような口調で書いていくと、過去の出来事がポジティブな影響を与えていることがわかりやすいですね。

少し誇張するくらいで良いと思います。

ネガティブな口調

一方、過去の出来事が、あなたにとってネガティブな影響を与えていることを、感じる瞬間があると思います。

また、ネガティブな話なんて、親友や恋人くらいにしか話さないでしょう。1人でいるときも、できれば考えたくないことですね。

そんなネガティブな口調で、自分史を語ると、以下のようになります。

彼女は、地獄のような家庭環境で育ったので、自分が結婚することに関して、とても慎重です。「幸せな家庭を築くために、自由に使えるお金と時間の必要性」を感じているので、友人や恋人よりも、勉強や仕事を最優先にしてきました。その為、これまで遊べる時間がほとんどありませんでした。

また、父親に無視された時にとても傷ついた経験からか、薄情な人や尊重してくれない人に対して、敵意がむき出しになります。

さらに、自分が逆境の中で育ってきたので、温室育ちの人たちへ、厳しく当たってしまうこともあります。少しストイックすぎる性格だから、周囲の人もなかなか彼女についていくことができません。何でも1人でやってきたところもあり、周囲に頼ることがとても苦手なようです。

どちらかというと、ネガティブな口調の方があなたに強い影響を与えていることがわかりますよね。

ある行動をするときでも、その時の気分次第で、ポジティブにもネガティブにも変わっていくことを自覚しなければなりません。

そんな心の声に気づけるようになると、あなたの行動も変わっていくはずです。

心の声に気づいてあげましょう

心の声について考える時は、湧きあがってくる感情をコントロールしたり、抑えようとするのは適切ではありません。

大切なポイントは…

そのような口調の違いに気づき、理解しようとすることであり、こうした口調が、あなたの意思決定や行動にどのような影響を与えているのかを把握しようと努めること

例えば、以下のような場面では、ポジティブとネガティブ、どちらの口調が強くなりそうですか。

  • 重要な決断を下そうとする時
  • 重いプレッシャーにさらされた時
  • 後悔するような行動をとった時
  • やりたいことを行動に移せない時

これらの場面で、それらの声に影響を受けたとしたら、どうしてそうなったのか。あなたの心の声が、「意思決定・理解力・行動」にどのような影響を与えるか考えてみましょう。

そうすれば、自分自身の行動をコントロールできるようになるでしょう。


才能があるほんの一部の人は、感覚的に自分を知っていて、自己分析なんて必要なく、幸せに生きていることでしょう。

ですが、ほとんどの人にとって、自分を知るのはとても難しいことだと思います。だからこそ、自分がとった行動の理由がわからず、同じような行動を繰り返してしまうのです。

このような性格診断を補助ツールとして、人生をより良い方向へ、ぜひ誘導していきましょう。