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誰でも思春期は同性を好きになる!?

同性愛を示す画像

思春期に同性を好きになる傾向は、正常な発達の過程だと、心理学的には言われています。

過去には差別的に、「同性愛」は性的な異常行動で、「性的倒錯」と呼ばれていました。今では外国で市民権を得ていますし、日本でもクールなものとして受け入れられていますね。

今回は、どうして誰でも思春期に同性を好きになるのか、同性愛に関する知識も含めて、一緒に見ていきましょう。

同性愛のタイプは3種類

基本的に同性愛のタイプは、以下の3つに分類されます。

完全同性愛

同性だけが恋愛対象。ゲイやレズビアンと呼ばれています。異性には関心がなく、嫌悪感を頂く場合があります。よくTVで見かける同性愛は、こちらのタイプです。

両性的同性愛

同性も異性も恋愛対象。バイセクシャルからバイと呼ばれています。異性と結婚しながら、同性を愛するなど両立する場合があります。

機会的同性愛

男子校、女子校、寺院、刑務所など、異性と出会う機会のない特殊な環境で生まれる恋愛感情。同性愛というよりも、あくまで異性の代用としての恋愛です。

どうして誰もが同性に恋するのか

同性愛は誰もが通る道なのです。

そもそも、人間は身体が男性身体が女性として、生まれただけに過ぎません。

精神的な側面から見てみると、誰にでも男性的な考え方、女性的な考え方の両方を持ち合わせているのです。

それが、育っていく過程で、男性は男性として、女性は女性として育てられているだけなのです。

けれど、同性を好きになったことがない、むしろ、同性愛なんて気持ちが悪いという人もいると思います。

異性を愛するのは普通とされていますが、同性を愛するのも異常ではなく、選択肢の1つに過ぎません。

もしかすると、意識したことがないだけかもしれませんし、実は、同性を好む傾向に気づいているからこそ、反発してしまうのかもしれません。

事実、精神分析の専門家であるフロイトは、人間が愛する対象は成長の過程で、「自分→同性→異性」と変わっていくと定義しています。

したがって、同性を愛する感情は、成長の過程として「自然」ということができます。

MEMO
さらに機会的同性愛も付け加えると、女子校や男子校で育った人が「私は同性が好きなのかな」と悩んでいたとしても、なんら不思議ではないということですね。

アニムスとアニマとは

先ほどお伝えした、「誰の心の中にも自分とは反対の性別の性格が潜んでいる」ということを、もう少し詳しく説明します。

心理学的に、女性の潜在意識に潜んでいる男性的性格を「アニムス」、男性の潜在意識に潜んでいる女性的性格を「アニマ」と呼びます。

人間というのは、身体的に女性(男性)に生まれたからといって、無条件に初めから女性的(男性的)な性格や考え方を持っているわけではありません。

あなたの親や、あなたを取り巻く社会が、「女性は女性らしく」「男性は男性らしく」あることを望むので、成長や教育の過程で、その身体的性別の可能性を引き出されただけにすぎません。

結果として、女性は生まれつき女性らしく、男性は生まれつき男性らしくあったかのように見えてしまうだけなのです。

こうした枠組みの中で育てられると、女性(男性)のもつ男性的(女性的)性格は、未発達のまま残ります。

それがあなたの無意識の世界で、1つの人格のような役割を果たすようになり、それがアニムス(アニマ)となるわけなのです。

そして恋人選びの際に、そのアニムス(アニマ)が、同じタイプの異性や同性を求めてしまうといった流れです。

つまり、愛する対象が「自分→同性→異性」と変わっていくというのも、最終的に身体的な意味での異性を好きになるという話ではないのです。

身体的性別に惹かれるのではなく、同性愛でもアニムス(アニマ)が惹かれあっているというわけなのです。

少しわかりづらいと思うので、女性の同性愛を例にして…

  • 自分:文字通り自分を愛するということ
  • 同性:相手の女性的性格を愛するということ
  • 異性:相手の男性的性格(潜在的なアニムス)を愛するということ

したがって、同性愛は何も否定すべき対象ではないということです。

といっても、人は「わからないこと」に抵抗や不安を覚える生き物ですよね。少しでもこの知識が広まっていくことを望みます。

同性愛は自然に遺伝していく!?

下記の記事は、アメリカ人類遺伝学会における、ゲイの遺伝子が引き継がれる理由についての最先端の研究発表です。

参考 ゲイの遺伝子はなぜ引き継がれるのか?大規模調査が導く1つの仮説MITテクノロジーレビュー

かなり難しい記事なのですが、簡単に概要だけお伝えすると…

世界的にみて、男性の2~5%はゲイである。

ゲイという特質が、部分的に遺伝的なものであることはすでに証明されている。(知らない一般人は多いですが…)

ゲイの男性は、子どもを持つことがない。したがって、その性的な特徴は遺伝されないはずだが、実際にはそうではない。

実は…

ゲイになる素因である遺伝子を持つ異性愛者は、性的パートナーを見つけやすく、より高い「性行為の成功」につながる可能性がある。

つまり、人間の進化の過程において、ゲイの遺伝子の存続は自然の流れであるということです。

MEMO

男子校のクラス30人の内、約1人はゲイの特質がある計算ですから、社会的に性の多様性を許容すべき重要性がわかるポジティブな研究ですね。


私は完全同性愛や両性同性愛な人は、最強だと思うことがあります。

男性の気持ちも、女性の気持ちもわかるって、コミュニケーションや仕事の上でも、かなり有利だと思いませんか。

個人的にはピカ子さんを推します。あの滲み出る自信がたまらないですね。笑