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意外に知られていないスキンシップの効果

スキンシップのイメージ

スキンシップは、子どもの心だけでなく、大人の心にも良い影響を与えます。

スキンシップの回数って、大人になるにつれて、減少していませんか?特に、30代、40代以上の人は、1日に受けるスキンシップは、ほとんどないに等しいと思います。

基本的には、子どもを育てているお母さんが、愛するわが子にスキンシップをしているイメージがありますよね。ただ意外にも、このスキンシップが、人の心にとても良い影響を与えるのです。

今回は、どうしてスキンシップが、子どもにも大人にも良いのか、そのメカニズムをご紹介します。

子どもにスキンシップは必要不可欠

子どもの成長にとって、親の愛情が必要なのは、言うまでもないですね。特に乳幼児期に受けるスキンシップは、子どもの性格にとても良い影響を与えるとされています。

そこで、生後間もない2匹のサルを、2種類の人形で育てた実験をご紹介します。

サルの実験

2種類の代理母

①針金で作られた代理母

②母ザルに似た感触の布で作られた代理母

そして、2匹のサルを経過観察していると…

結果

①攻撃行動が目立つ、協調性にかける

※他の子ザルとうまく遊ぶことができなかった

②少しだけ情緒不安定だったが、正常に近い状態で成長した

※特に普段と違うことが起きたり、驚いたり、不安な状況では、人形にしがみつき、精神的な安定を得ようとした。

これは人間にも当てはまる場合が多く、母親の不在を経験した子どもは、感情や愛情の歪んだ性格になるケースがあるとされています。

MEMO
父親とのスキンシップも同程度の効果があるので、父親もたくさんスキンシップをしてあげると良いですね。

大人もスキンシップを求めている?

これは子どもに限った話ではありません。大人でさえもスキンシップを無意識のうちに求めているのです。

その理由は、乳幼児期に母親から受けたスキンシップによって、安心した記憶を思い出し、不安な精神状態から守ってもらえそうな感覚を覚えているからです。

ただ、大人がスキンシップを求めているのが想像しづらいかもしれません。

実は、このスキンシップの効果というのは、「医療の現場」でも応用されているのです。

病人は、入院患者や重病な人ほど、一時的に幼児返りが見られ、看護師や医師や家族などにスキンシップを求める傾向があります。

その為、医師は聴診器を当てるなど、直接触れる行為をするときは、安心感を与えるよう努めているそうです。

このスキンシップの効果は、時には、薬よりも効果があるとされています。

MEMO
あなたが不安な時は、大切な人とスキンシップを取るのも1つの解決策でしょう。大人になってスキンシップがないからこそ、不安な状態が続きやすいのかもしれません。

そして母になる

日本では、「女性が育児をする」という側面がまだまだ強いですが、女性がはじめから母であるはずがありません。これは、世の男性が気づいていない事実ではないでしょうか。

女性が母になる」というのも、スキンシップが大きな影響を与えるとされています。

こちらも出産後の母子を、2つのタイプに分けてモニタリングした実験があります。

2つの育児方法による実験

2つの育児方法

①出産後の3日間の授乳時間だけスキンシップ

②出産直後に3時間スキンシップ、その後、3日間の授乳時間だけでなく、それ以外に5時間のコミュニケーション

その後、生後1ヶ月、生後1年の時に、母親との面談と授乳の様子を確認してみると…

結果

②の方が、母親が赤ちゃんに高い関心を示し、コミュニケーションも盛んになった。これは出産直後のスキンシップが、影響を与えたと考えられています。

女性は初めから母ではない」ということが、お分かり頂けたのではないでしょうか。

私の考えでは、この理論を応用すれば、男性にも「父親らしさ」を芽生えさせることができるのでは、と考えます。


スキンシップは、子どもの性格にも、大人が不安な時にも、子どもを愛する為にも、良いこと尽くしですね。

ちなみに、スキンシップすることによって、ストレスを緩和し、幸せな気分をもたらす「オキシトシン」という、別名「幸せホルモン」「愛情ホルモン」と呼ばれるのが生成されるのですが、詳しくはまたいつかご紹介しますね。

今日から外国人ばりにスキンシップしてください